不眠の原因とその対策

日中の生活の質、いわゆるQOL(quality of life)を低下させる原因のひとつである不眠(睡眠障害)。原因は、仕事上のトラブルや友人関係のもつれなどによって生じる強いストレス(心理的原因)や関節リウマチ・アトピー性皮膚炎・喘息などの身体疾患(身体的原因)、過度のアルコール・カフェイン・ニコチンの摂取(薬理学的原因)などいろいろで、単一(単独)とは限らず、こうした複数の原因が組み合わさって起こっているケースもあるといわれています。

 

不眠症対策としてよくいわれていることのひとつは、日中に太陽の光を十分浴びるようにすることです。そうすることによって、「睡眠ホルモン」とも呼ばれているメラトニンの分泌を活性化させることができるといわれています。またこのメラトニンの分泌を減少させないためには、就寝前(就寝1、2時間前)に明るい光に当たらないようにすることも大事だといわれています。

 

もうひとつは、「メラトニン」や「セロトニン」といったホルモンの分泌に必要とされる栄養素「トリプトファン」が含まれる食品を積極的にとるようにすることです。これは体内では合成されない必須アミノ酸のひとつでもあり、乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルトなど)や大豆製品(納豆・豆腐・味噌・枝豆など)、ナッツ類(ピーナッツ・アーモンドなど)、アボカド、バナナなどに多く含まれているといわれています。また体内におけるトリプトファンの分解を抑制する働きをもつ成分が含まれているチェリージュースも、不眠症の改善に効果的だといわれている食品のひとつです。

 

ストレス対策になるような、癒し効果の高い音楽を聴くというのも、不眠症対策としてよくいわれていることのひとつです。癒し効果の高い音楽というのは具体的には、川のせせらぎ、鳥のさえずり、さざ波といった自然音(環境音)が取り入れられている音楽で、時間は一日三十分から一時間程度が効果的だといわれています。

 

 

不眠の原因は"〇〇"にあり!?【不眠症対策まとめ】

不眠の問題を扱っている病院

24時間型社会が進行しているといわれている昨今、「ベッドに入ってから眠れるまで時間がかかる」「朝まで一貫して眠ることが出来ず、途中で目覚めてしまうことが多い」「いつもちゃんと眠れた気がしない」といった不眠の問題(睡眠障害)に悩む方はやはり多いと思います。

 

効果的だといわれている不眠症(睡眠障害)対策は、日中適度な運動を行う、トリプトファンが含まれている食べ物を食べる、アルコール・カフェインの摂取を控えるなどいろいろありますが、睡眠障害の診察・治療を行っている病院を訪れるというのも、そのうちのひとつです。

 

最もおすすめなのは不眠の問題(睡眠障害)を専門としている病院(クリニック)ですが、そういうのは都市部に集中していて、地方にはあまりないというのが現状です。なので、そういった専門のクリニックがない地域に住んでいる方には、まず近くの総合病院に睡眠科があるかどうかを調べてみることをおすすめします。総合病院の睡眠科でも、初めに述べたような不眠の問題(睡眠障害)の診察・治療を受けることができます。

 

そしてそういった病院を訪れる上で大事なのは、自分の症状をできるだけ明確に把握し、説明できるようにしておくことです。不眠の症状として代表的なのは、「入眠障害(ベッドに入った後なかなか寝付けない)」、「中途覚醒(夜中に目が覚める)」、「早期覚醒(目覚めるのが早い)」、「熟眠感の欠如(よく眠れた気がしない)」の四つですが、他にも自分の感じていることなどがあればそれをメモし、病院を訪れる際には、それを持っていくことをおすすめします。

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