肩こりと枕

性別にかかわらず、悩んでいる人が多いといわれている肩こり。考えられる原因は同じ姿勢での長時間のデスクワーク、目の酷使、運動不足といった生活習慣によるものや、精神的なストレスや寒さなどによる自律神経の乱れ、肩こりを伴う疾患(更年期障害、変形性頸椎症…)などいろいろあると言われています。

 

そして眠る時に使う枕も、モノによっては、肩こり、あるいは肩こり悪化の原因となりうると言われています。なので、肩こり持ちで、適度な運動や姿勢の見直しといった対策をいろいろとっているけど、なかなか良くならないと悩んでいる方には、枕の見直し(買い替え)をおすすめします。

 

肩こりの根本的な要因といわれている肩周りの筋肉の緊張と血行不良を助長させてしまうような枕を選ばないために、気を付けたいポイントのひとつは、枕の高さです。これは、高すぎても低すぎても良くないといわれています。理想的だといわれているのはきちんとした姿勢で立っている時の首のカーブの状態が保てるような高さで、それは痩せ型の方だと2.5〜3cm、標準の方は3〜4cmだといわれています。

 

もうひとつは、枕のカタチです。横幅が狭すぎたり、寝返りの差し支えとなるような形状のものは避けた方が良いといわれています。頭の丸みを受け止めてすっぽりおさめてくれるようなくぼみのあるタイプや、寝返りを打っても頭が落ちる心配のないような大きさのものがおすすめです。

 

また枕は、使われている素材によってもいろいろ選べるものですが、肩こりの方におすすめだといわれているのは、それなりに硬さのある、そばがら、高・低反発ウレタン、ビーズなどを素材としているものです。羽毛や綿などは、柔らかすぎる場合が多いため、避けた方が良いといわれています。

首こりと枕の買い替え

肩から首のあたりに起こる鈍い痛み、圧迫感、不快感といった厄介な首こりの症状。その対策法はいろいろ考えられますが、そのうち、特に仕事で長時間のパソコン作業、デスク作業が避けがたいという方におすすめなのは、毎晩使用する枕の変更(買い直し)です。

 

枕を買い変えることは、もちろん根本的な解消策としておすすめというわけではなく、あくまで悪化予防策、苦痛緩和策としておすすめなのですが、たとえば一定のまとまった時間の捻出や意欲の喚起が重要となる運動と違って、一定の知識とお金の都合さえつければ出来る、比較的容易なことなので、試してみたことがないという方はやはり、一度やってみた方が良いと思います。

 

選ぶべきなのは、首こりの主な原因といわれている首から肩にかけての筋肉の緊張・血液循環の悪さを助長させにくい枕で、これを見分けるポイントは大きく分けて二つあります。ひとつは、硬すぎないかどうか、あるいは柔らかすぎないかどうかということです。

 

〈柔らかすぎるもの〉〈硬すぎるもの〉のどちらも、正常な寝返りが妨げられやすく、首や肩周りの筋肉に負荷がかかりやすいため、首こりを悪化させやすく、避けた方が良いと言われています。素材でいえば、羽根(フェザー)を素材としているものは柔らかすぎである可能性が高く、パイプ、ウッドチップなどを素材としているものはその逆、つまり硬すぎである可能性が高いといわれています。

 

もうひとつは、高すぎるかどうか、あるいは低すぎないかどうかということです。高すぎたり、低かったりするものもやはり、首こりの主な原因を助長させやすく、避けた方が良いといわれています。ベストな高さは体型によって変わってきますが、痩せている方の場合は、2.5〜3cm、標準の方の場合は3〜4cm、恰幅の良い方の場合は4〜5cmがおすすめだといわれています。